top of page
フェイス・バリーの教会戦略

戦略

Visionを形にする

Visonや目的を形にするためには戦略が必要です。聖書的の視点から都市にフォーカスした宣教方針を取って、文化や日本の都市という地域の特性に合わせた宣教を目指しています。そして、私達は、何よりも教会の数を増やすと言う方向性を持っています。

名称未設定のデザイン (14).png

人によっては都市を汚れた街と考えますが、聖書では、都市を大事な要素として捉えています。神は都市に対して、特別な関心を持っていて、都市に物事を広げる力を備えています。イエス様がガリラヤからイスラエルの中心都市であるエルサレムに行って十字架に架かりました。パウロの伝道旅行は各都市を回り、世界の中心都市ローマを目指していたことが書かれています。もし、ナザレで十字架に架かっていたら、福音はそこまで広がらなかったでしょう。また、当時の世界の中心であるローマが国教化したことが、キリスト教世界の大きな転換点となり、世界へと広がりました。16世紀の宗教改革者たちの中には、ローマに福音が届いた時に、大宣教命令が終了したと考える人達がいます。使徒の働きがそこで終了しているからでもあります。ジャン・カルヴァンもその1人です。大宣教命令が終わっていると言うのは、極端な考えだとは思いますが、それだけ中心都市に福音が広がることが重要であると言えます。また、ヨハネの黙示録で、最終的に完成する神の国は都市という言葉が使われています。エデンの園も都市と言えます。都市は罪と恵みの両方を備えています。私達は日本の教会危機に対して、都市にアプローチして問題解決に向き合いたいと考えています。

1.都市へのフォーカス(都市型)

名称未設定のデザイン (13).png

1.都市へのフォーカス(都市型)

2.文脈化

文脈化とは、文化や地域の特性に合わせて福音を伝える宣教方法のことを言います。
フェイス・バリーは、日本人の特徴に合わせた宣教スタイルを目指しています。
東京という都市に住む人々に、ただ福音を語るのではなく、人間関係を築くことが大切だと考えています。

特に日本は、関係性を築くのには時間がかかるのですが、その理由の1つに、日本人には内向的な傾向が見られるという統計もあり、それが関係性の形成に時間がかかる一因と考えられます。
ある性格診断の調査では、外国人の外向型が6割を超えるのに対し、日本人は内向型が6割を超える傾向があるとされています
例えば、本音を語りだすまでに、時間がかかるのも、内向型の特徴です。
教会を見ると、私がいたこれまでの教会には、コミュニティグループという小グループが複数ありました。外国人のグループが始まると、すぐに人が集まるのに対して、日本人のグループは定着するまでに時間がかかるのを多く経験しています。それも1つの事例になるかなと思います。私がこれまで関わったコミュニティグループを見ると、最初はほとんどリーダーだけで数か月はじめて段々と人が集まる形が多かったりしています。


もちろん、日本人が決してすべて内向的ではありませんが、全体として、このような特徴がある点を踏まえて、従来の宣教スタイルにとらわれず、日本の文化に寄り添った新しい宣教のかたちを目指しています。

名称未設定のデザイン (15).png

キリスト教人口を増やすためには、1つの教会を大きくしたり、安定させる以上に、教会の数を増やすことが大切であるということを教わってきました。たとえるなら、リンゴの木を1つ大きくさせるよりも、木の数を増やす方が実の数は多くなります。同じように教会を増やすことで、信徒の数が増えると考えています。
 

フェイス・バリーは現在、シオンの群教会の中のミニストリーとして歩みを進めていますが、今後は、独立して、シオンの群教会と密接なネットワークを築きながら、双方がさらに教会を生み出していく仕組みを目指しています。

3.教会のネットワーク化

bottom of page